

5/30(月)19:30〜 ¥2500
「りつ・おかだツアー 祝もっきりや45周年!」
田川律(vo) 岡田信一(g,vo)
さあ、店を開いた頃からずっとお世話になっている律さんの登場です。
田川律は評論家、舞台監督、賄い人、編み物をする人、学校の先生など、多岐にわたった活躍をしている。
「ちゃんと説明するには一日かかる、自分でもよく分からない」と答えが返って来るような人だ。田川は、1935年、大阪市に生まれた。『ニューミュージック・マガジン(現ミュージック・マガジン)』創刊に参加。フリーに転身後、音楽関係のさまざまな職種を体験。レコード・ディレクターとしては、岡林信康の『おいらいち抜けた』林光の『音楽ぐーん』などに参加。1979年からは朝日新聞の芸能欄にも執筆。
一方、1970年代はじめに劇団黒テントのために大人数料理をしたことから多人数料理を会得。同劇団の終身賄い人になったことをはじめ、いろんなところへ出没しては、大勢のために料理をこなしている。田川はとにかく歌が大好きで、歌の周辺をウロウロしている。
そんな歌の水先案内人・田川律が、70歳を超えてから俄然、歌手に目覚める。クラシックから唱歌、フォーク、ロック、シャンソン、春歌、わけのわからない替え歌、もう歌のオモチャ箱をひっくり返したような大騒ぎだ。塩とこしょうを振りかけたような声で、眼をつむりまるで読経のように歌う田川。